製品検査用の偏光カメラは、対象物や必要な見え方にどの機種が合うのか迷いますよね。
偏光情報を複数方向から捉える機種や、表面の傷、透明物体内部の応力、フィルム厚さなどの検査・解析用途を掲げる機種があります。
今回は、製品検査に使われる偏光カメラ4機種を紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 参考価格 | インターフェース | 解像度 | 確認されている用途・対象 |
|---|---|---|---|---|
サンコー Dino-Lite Edge EDR/EDOF Polarizer(偏光) DINOAM4815ZT | 81,201円(2026-10-31時点) | USB 2.0 | 1280×1024、約130万画素 | — |
| GO-5100MP-USB 偏光マシンビジョンカメラ | — | USB3 Vision | 5.1 MP | ガラスの傷・へこみ・異物、光沢面の医薬品関連品の検査 |
| U3-3080CP-P Rev.2.2 偏光カメラ | — | USB3 Vision | 5.07 MP(2464×2056 px) | 低コントラスト・反射光下の物体検出、表面の傷、透明物体内部の応力分布 |
| Crysta 高速2D偏光カメラ | — | — | — | 複屈折測定、フィルム厚さ解析、表面粗さ検査、材料・流体の応力や衝撃破壊機構の解析 |
サンコー Dino-Lite Edge EDR/EDOF Polarizer(偏光) DINOAM4815ZT
拡大率を変えながら偏光観察をしたい人には、サンコー Dino-Lite Edge EDR/EDOF Polarizerがおすすめです。拡大倍率は20~220倍で、偏光に加えてEDR・EDOF・AFも搭載しています。計測機能とキャリブレーション機能も備えており、ピッチ0.1mmのオートキャリブレーションシートと先端部アタッチメント4種が付属します。
USBバスパワーで動作し、インターフェースにはUSB 2.0を採用しています。対応OSはWindows Vista・7・8・10・11と、Mac OS X 10.5以降です。

GO-5100MP-USB 偏光マシンビジョンカメラ
ガラス製品や光沢のある医薬品包装の検査に偏光を使いたい人には、JAI GO-5100MP-USBがおすすめです。偏光情報を0°・45°・90°・135°の4方向から捉えられます。完成したガラスの傷・へこみ・異物は、偏光を分析すると検出しやすくなる場合があります。窓ガラス、ボトル、眼鏡、レンズの検査に使われます。光沢面のブリスター包装、バイアル、アンプルなども検査対象の例です。
5.1 MPのエリアスキャンカメラで、フレームレートは74 fpsとなっています。接続インターフェースにはUSB3 Visionを採用し、レンズマウントはCマウントです。
USB 3.0ケーブルは、カメラと併せて注文する場合に限り購入できます。電源コードは電源ユニットとは別売りです。
U3-3080CP-P Rev.2.2 偏光カメラ
低コントラストや反射光のある対象を検査し、表面の傷や透明物体内部の応力分布を見たい方には、IDS Imaging U3-3080CP-P Rev.2.2がおすすめです。1枚の画像に4方向の偏光情報を含み、低コントラストや反射光がある場合の物体検出に役立ちます。偏光センサーは、表面の傷や透明物体内部の応力分布の可視化にも役立ちます。
解像度は5.07 MP、フレームレートは72.4 fpsです。接続方式はUSB3 Visionで、対応するIDS Visionファームウェアは2.20以降となっています。
Crysta 高速2D偏光カメラ
複屈折測定の2次元解析や、フィルム厚さの解析、表面粗さの検査を行いたい人には、Photron Crystaがおすすめです。材料や流体の応力、衝撃破壊機構などの現象解析にも使われます。偏光子はCMOSセンサーに直接接合され、0°・45°・90°・135°の4方向に2×2で配置されています。隣接する4画素の光強度から偏光データを計算し、位相差の時系列画像を得る構造です。2D複屈折測定システムのサンプリングレートは1.3 MHzとなっています。
用途に合わせた選び方
- 拡大倍率を変えながら偏光観察や計測をしたい人
- ガラス製品や光沢面の医薬品関連品を検査したい人
- 低コントラストや反射光がある対象の物体検出、表面の傷や透明物体内部の応力分布を見たい人
- 複屈折測定の2次元解析、フィルム厚さ解析、表面粗さ検査や材料・流体の現象解析をしたい人
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