設備負荷を見える化する計測器を選ぶとき、手工具で使うタイプと軸へ取り付けるシステムのどちらが合うか迷いますよね。
ブザーとLEDで目標トルクへの到達を知らせる製品や、回転軸の信号をデータ収集システムへ送る製品があります。
今回は、手工具向けのデジタル測定器と、設備の軸トルクを測るシステムを紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | トルク測定範囲 | 参考価格 |
|---|---|---|
トネ ハンディデジトルク H4DT200 | 20~200 N・m | 13,100円(2026-11-01時点のAmazon価格) |
| Autec Wireless Torque Meter | — | — |
| Rossi TM Torque measuring system | — | — |
トネ ハンディデジトルク H4DT200
締め付け検査のトルクをその場で確認したい人には、トネのハンディデジトルク H4DT200がおすすめです。検査や締め付けに使う製品で、オーバートルクはブザー音とLEDで知らされ、目標トルクに対する許容値は50~95%の範囲で設定できます。測定範囲は20~200 N・m、精度は±3%です。
購入前に確認しておきたいのは、差込角が12.7 mm(1/2 inch)で、使用温湿度範囲が5~42℃という点です。校正証明書は、未使用なら校正日から3年まで有効で、校正日から3年未満に使用を始めた場合は、使用開始から1年間または締付回数10万回までです。定期点検は有償で、目安は1年に1回、もしくは使用10万回ごとに1回です。

Autec Wireless Torque Meter
設備の軸トルクをリアルタイムで取得し、データ収集システムや電子制御装置へ送りたい人には、Autec Wireless Torque Meterがおすすめです。回転中だけでなく停止中も軸のトルクを読み取り、負荷・ひずみ試験や警告、予防保全に役立つデータ収集に利用できます。サンプリング周波数は最大2000 Hzです。
取り付け対象は、回転軸と機械フレームです。ひずみゲージブリッジ付きの可動部は軸に、固定部は機械フレームに取り付ける構成で、両者をつなぐ配線はなく、可動部にも電池や無線機器は搭載されません。固定部の電源は12~24 VDCで、可動部・固定部の使用温度はいずれも-10~80℃、最大125℃はオプションです。デジタル出力はRS485/ModBusとCANopenに対応し、アナログ出力も備えています。
Rossi TM Torque measuring system
既存のギアボックスの低速軸トルクを継続的に把握したい人には、Rossi TM Torque measuring systemがおすすめです。ひずみゲージ方式で軸のねじれを測り、加わったトルクを直接・即時に測定して、信号をリアルタイムで伝送します。ギアボックスに直接統合でき、テレメトリーで非接触・非摩耗の動作を実現し、データにも継続的にアクセスできます。24時間連続測定に対応し、CAN出力はオプションです。
用途に合わせて選ぶなら
- 締め付け検査のトルクを確認したい人
- 回転軸のトルクをデータ収集システムへ送りたい人
- 既存ギアボックスの低速軸を連続測定したい人
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