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仕事用PCを2台行き来すると、キーボードやマウスを二組置いたり、モニターの入力を切り替えたりと、机まわりの細かな手間が増えていきます。KVMスイッチなら、1組の操作機器と画面を共有できます。
ただし、4K 60Hz・USB 3.0対応だけでは機種を絞れません。HDMI、DisplayPort、USB-Cのどれで映像を出すか、モニターを何台使うか。PC側の端子を思い浮かべながら、4製品の仕様を見ていきましょう。
製品早見表
今回の4製品は、1画面用が2種類、2画面用も2種類です。同じ2台のPCを切り替える製品でも、映像端子や必要な接続本数は異なります。
本体ボタンは全機種にあり、リモコンやホットキーはモデルごとに対応が分かれます。映像方式とあわせて確認すると、机のどこから操作するかもイメージしやすいですよ。
| 製品 | 映像構成 | USB共有 | 切替方法・注意点 |
|---|---|---|---|
Cable Matters 202071 | HDMI・1画面、最大4K60Hz | USB-A 3.0×3、最大5Gbps | 本体ボタン・RFリモコン、EDID非対応 |
StarTech.com SV231DPU34K | DisplayPort・1画面、最大4K60Hz | HID×4、USB 3.0機器用×2、最大5Gbps | 本体ボタン・ホットキー、PC接続ケーブル別途 |
| TESmart HKS202-P23 | HDMI・2画面、最大4K60Hz、4:4:4 | USB 3.0 | 本体ボタン・IRリモコン・ホットキー |
Cable Matters 201085 | USB-C・HDMIとDisplayPortの2画面、最大4K60Hz | USB-A 3.0×4、最大5Gbps | 本体ボタン・RFリモコン、給電非対応 |
HDMIの1画面用はCable Matters、DisplayPortの1画面用はStarTech.comです。2画面構成では、HDMIを2系統使うTESmartと、USB-CからHDMIとDisplayPortへ出力するCable Mattersで接続方法が分かれます。
HDMIの1画面
HDMIモニター1台を共有するなら、Cable Matters 202071が候補です。各PCからHDMIで映像を送り、USB Micro-Bでも本体に接続します。4K解像度では最大60Hzに対応。
USB-A 3.0ポートは3つあり、キーボードやマウス、USBメモリーなどを最大3台まで共有できます。データ速度は最大5Gbps。PCごとに周辺機器を抜き差しする手間を減らせますね。
本体ボタンのほか、RFリモコンからも切り替えられます。PC本体を机の下に置いている場合も操作しやすいでしょう。対応OSはWindows、macOS、ChromeOS、Linuxです。
EDIDエミュレーションは非対応です。切り替え後もPC側でモニターの認識状態を保ちたい環境では、この仕様を確認してください。HDMI画面1台とUSB機器3台までを共有する人には、このモデルがおすすめです。
DisplayPort接続
DisplayPort出力のPCやドックで4Kモニター1台を共有するなら、StarTech.com SV231DPU34Kが使えます。PC側の入力はDisplayPort 1.2が2系統、モニター側の出力は1系統。4Kで最大60Hzです。
USB HIDポートは4つあり、キーボードやマウスを接続できます。USB 3.0機器用には別に2ポートを搭載し、USB 3.2 Gen 1の最大5Gbpsに対応しています。
切り替えは本体ボタンかキーボードのホットキーで操作。Windows、macOS、Linuxに対応し、電源用のACアダプターも付属します。OSに依存しない設計です。
PC接続用ケーブルは同梱されないため、別途用意してください。DisplayPort出力を使い、USB機器用のポートも複数確保したい人には、この製品がおすすめです。
HDMIの2画面
TESmart HKS202-P23は、HDMIモニター2台を切り替えるKVMです。最大4K・60Hz、4:4:4に対応し、細かな文字や色を扱う作業にも使えます。各PCからHDMI映像を2系統入力します。
表示方法は2通りです。1台のPCを2画面に表示するか、2台のPCをそれぞれ1画面ずつに表示できます。各PCにはHDMI出力が2つ必要で、USB-A接続も1系統ずつ使います。
本体ボタン、IRリモコン、キーボードのホットキーに対応。WindowsとMacで使用できます。操作方法を選べるので、本体を手元から離して置く場合にも便利ですね。
EDIDエミュレーションを搭載し、表示モード1で利用できます。2台のHDMI画面をまとめたい人にはTESmartが候補になります。PC側に映像出力が2系統あることも、あわせて確認してください。
TESmart HKS202-P23
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USB-Cから映像を出せるPCを2台使うなら、Cable Matters 201085を検討できます。モニターはHDMIとDisplayPortを1台ずつ接続し、2画面とも最大4K・60Hzで表示します。
PC側のUSB-C端子は、DisplayPort Alt Mode、USB4、またはThunderboltによる映像出力に対応している必要があります。端子の形が同じでも映像が出るとは限らないんですよね。
WindowsとLinuxでは、MST対応時に2画面を拡張できます。Macは外部画面を1画面だけ拡張でき、モニターを2台つなぐとミラー表示です。Macで別々の画面を使う人は、この制限に注意してください。
USB-A 3.0ポートは4つで、データ速度は最大5Gbps。本体ボタンとRFリモコンで切り替えられます。USB-C Power Deliveryには対応せず、ノートPCへの給電機能はありません。
結論
HDMIモニター1台とUSB機器3台までを共有するなら、Cable Matters 202071がおすすめです。DisplayPort接続ならStarTech.com SV231DPU34K。こちらはPC接続用ケーブルを別途そろえる必要があります。
HDMIモニター2台を切り替えるならTESmart HKS202-P23が候補です。USB-Cで2画面をまとめる場合はCable Matters 201085。ただしMacではミラー表示になるため、2画面の拡張表示が必要な人には合いません。
価格は販売店や時期によって変わります。購入時に最新価格を確認し、StarTech.comの接続ケーブルも含めた費用で検討するとよいでしょう。端子と画面数が合えば、仕事用PC2台の切り替えをすっきりまとめられます。
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