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ケースファンを増やしたい開発PCでは、マザーボードのファン端子が足りなくなることがあります。そんなときに便利なのがSATA給電のPWMファンハブです。ファンへの電力をSATAから取り、回転制御の信号はマザーボードから受け取れます。
接続台数だけで決めると、電流上限やARGB端子の違いで困ることも。複数台をまとめるときに見落としやすい点を押さえながら、3製品がどの構成に合うのか紹介します。
早見表
| 製品 | ファン接続数 | ファン電流の上限 | ARGB | 取り付け・特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ARCTIC Case Fan Hub | 10基 | 1ポート最大1A、入力最大4.5A | なし | 磁石・粘着パッド、保証6年 |
Noctua NA-FH1 | 8基 | SATA給電時は1ポート最大3A、合計4.5A | なし | RPM表示LED、保証6年 |
ASUS TUF Gaming ARGB PWM Fan Hub | 6基 | 1ポート最大2A、合計9A | 5V 3ピンを6基 | ファン・ARGB両方に対応 |
まず確認したいのは接続台数と、ポートごと・全体それぞれの電流上限です。ARGB対応が必要ならASUSが候補になります。ライティング端子が不要なら、ARCTICとNoctuaを比べましょう。
3製品ともSATA電源でファンに給電し、マザーボードから受け取ったPWM信号で回転を制御します。ファンの電力と制御信号の役割は別々。ここを押さえておくと配線の見通しもよくなりますよ。
価格は販売店や時期によって変わります。購入時点の実売価格を確認し、ポート数だけでなく電流上限や固定方法、保証期間まで比べると、価格差の理由も判断しやすくなります。
ARCTICハブ
ARCTIC Case Fan Hubは4ピンPWMファンを最大10基まとめられます。3製品中、接続台数は最多。ファン端子を多く使うケースで、複数台を一か所に集約したい人におすすめです。
PWM信号は各ファンへ同期して分配され、マザーボードへ回転数を返すのは1番ポートのファンだけです。共通の制御信号で一括管理する設計なので、このハブからファンごとに異なる回転数を個別設定することはできません。
本体は86.3×55.6×14.3mmで、重さは50g。付属の磁石や粘着パッドで固定できるため、金属面以外にも設置できます。保証は6年間です。
ARCTIC Case Fan Hub
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Noctua NA-FH1は最大8基に対応し、SATA給電時は1ポート最大3A、全体で最大4.5Aです。高電流のファンを使うなら、全体の合計だけでなく各ポートの上限も確認しておきましょう。
4ピンPWMファンに加えて3ピンファンも接続できます。ただし、PWM制御に対応するのは4ピンファンです。3ピンファンを混在させる構成には便利ですが、PWM制御を前提にする場合はファン側の端子を確かめてください。
1番ポートの回転数はマザーボードへ返ります。各ポートのLEDでRPM信号の有無を確認でき、30cmのPWM入力ケーブルも付属。背面の磁石が使えない場所には、両面テープや面ファスナーで固定できます。
ASUS TFH-01
ASUS TUF Gaming ARGB PWM Fan Hubなら、4ピンPWMファンを最大6基、5V 3ピンARGB機器も最大6基まとめられます。回転制御とライティングを一つのハブに集約したい場合は、この製品が合います。
ファン側は1ポート最大2A、合計最大9A。ARGB側も1ポート最大2A、合計最大9Aです。それぞれ別に上限があるので、接続するファンとARGB機器の電流を分けて確認しましょう。ここは見落としたくないところですね。
SATA電源コネクタは2基。ファンの制御と回転数の基準には1番ファンの信号を使います。電源インジケーターとファン接続ポートごとの動作インジケーターを搭載。本体は115×69×17.7mm、重さ81.5gで、内蔵磁石によりケースの金属面へ固定できます。
結論
ケースファンを7基以上まとめたい開発PCには、最大10基対応のARCTIC Case Fan Hubがおすすめです。各ポート1A、入力全体4.5Aの上限を確認してください。マザーボードへ返る回転数は1番ポートのみです。
1ポートあたりの電流上限や3ピンファンへの対応を重視するなら、Noctua NA-FH1を選べます。PWM制御は4ピンファンに限られますが、3ピンファンも接続可能。RPM信号LEDや、磁石以外で固定する方法も備えています。
ファンと5V ARGB機器をまとめたい場合は、ASUS TUF Gaming ARGB PWM Fan Hubを選んでください。ARGBが不要ならARCTICかNoctua、ライティングも一括管理するならASUSが合います。
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