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開発用PCのSSDを交換するとき、OSやツール、環境設定を一から戻すのは大仕事ですよね。NVMe SSDクローンスタンドを使えば、PCを介さずにドライブ全体を複製できます。同じ構成の端末が必要な場面で助かります。
とはいえ、製品によって対応するSSDの規格や複製先の条件は異なります。M.2の形が同じでも、NVMeとSATAは別規格。開発データを移す前に、接続方式と容量を押さえておきましょう。
NVMe同士の複製やSATAドライブからの移行、複数台への同時コピーに対応した4機種を紹介します。センチュリー2製品は希望小売価格を載せました。実売価格は時期や店舗によって変動するため、購入時に確認してください。
製品早見表
| 製品 | オフライン複製 | 接続・特徴 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
裸族のお立ち台 NVMe クローン&イレーサー | NVMeからNVMeへ | USB 20Gbps、データ消去機能 | 18,700円(税込) |
裸族のどれで~もステーション&クローン | NVMeへ複製 | NVMe・SATAを接続、USB 10Gbps | 12,800円(税込) |
| StarTech.com M.2 NVMe SSD 1対1デュプリケータースタンド | NVMeを1対1で複製 | USB 20Gbps、進捗LEDとファン | 販売店で要確認 |
| AXAGON ADSA-M2C44 CLONE MASTER | 1台から最大3台へ複製 | USB4 40Gbps、4スロット | 販売店で要確認 |
センチュリーの2製品は公式希望小売価格を目安として記載しています。実売価格は時期や店舗によって変わるので、購入時の表示を確認してください。StarTech.comとAXAGONも、販売店で価格を確かめましょう。
複製先とは、データを書き込む側のSSDです。ここで紹介する4製品はいずれも、ソースと同じ容量か、それ以上のSSDが必要になります。
NVMeクローンの要点
オフラインクローンでは、PC上のソフトを使わず、スタンド側でドライブ同士を複製します。作業用PCを別に用意しなくて済み、複製中もPCをほかの作業に使えます。
開発環境は、OSやツール、設定、ローカルに保存したデータをまとめて複製できます。同じ状態の端末を用意しやすく、個別にファイルを移す作業とは範囲が異なります。
M.2はSSDの形状を、NVMeとSATAは通信方式を表します。見た目が似ていても互換性があるとは限らないので、SSD本体や仕様に記載された規格を確認してください。
裸族のお立ち台
裸族のお立ち台 NVMe クローン&イレーサーは、NVMe SSDを2枚搭載し、PCを介さずNVMeからNVMeへ複製できます。対応サイズは2230から22110までで、M-KeyとB+M-Key形状が対象です。
複製先はソースと同じ容量か、それ以上が必要です。M.2 SATAには対応しません。手元のSSDがSATA規格ならこの機種は使えないため、事前に規格を確かめましょう。
USB 3.2 Gen 2×2のType-C接続は最大20Gbpsです。内蔵ファンは5cm角で、高さ17mmまでのヒートシンクに対応します。形状によっては取り付けられない場合もあるため、SSDとの干渉を確認してください。
クローン機能に加え、4方式のデータ消去も行えます。開発用SSDを再利用するときのデータ消去にも便利です。公式希望小売価格は18,700円(税込)で、実売価格は時期や店舗によって変わります。
どれで~もステーション
「裸族のどれで~もステーション&クローン」は、NVMe専用スロットを1基、NVMeとSATA両対応のスロットを1基備えています。M.2 SSDに加え、2.5インチまたは3.5インチのSATAドライブも接続できます。
SATA HDDやSSD、M.2 SATAをソースにしてNVMe SSDへ複製できます。書き込み先はNVMe SSDのみで、容量はソースと同じかそれ以上が必要です。SATAからNVMeへデータを移す場面で使えます。
気をつけたいのは、SATAからコピーしたWindows環境を起動ドライブの入れ替えに使えない点です。データ移行と起動用ドライブの移行は別の用途。混同しないようにしましょう。
USB 3.2 Gen 2 Type-C接続は最大10Gbpsで、公式希望小売価格は12,800円(税込)です。実売価格は時期や店舗で変わるため、購入時に確かめてください。NVMe専用モデルより対応範囲が広く、複数種類のドライブを接続する現場で使いやすい構成です。
StarTechのスタンド
StarTech.comの1対1デュプリケータースタンドは、NVMe SSDを2枚使い、セクター単位で複製します。ソースドライブ全体をコピーする方式で、開発環境を丸ごとそろえたり、同じ複製作業を繰り返したりするときに便利です。
複製速度は最大で毎分90GB。ただし、この数値はメーカーのベンチマーク環境での値です。実際の速度はSSDや複製条件によって変わるため、最大値だけで作業時間を決めないようにしましょう。
本体は60mmファンを搭載し、進捗を25%刻みのLEDで表示します。エラー表示と完了ブザーもあり、複製中の状態を確認しやすい仕様です。作業の区切りも把握しやすくなります。
対応サイズは2230から22110までで、複製先にはソースと同容量以上が必要です。USB接続はType-CのUSB 3.2 Gen 2×2で、最大20Gbps。販売価格は店舗によって異なるため、購入先で最新価格を確認してください。
AXAGONの4スロット
AXAGONのADSA-M2C44はNVMe SSDを最大4枚搭載し、PCなしでソース1台から最大3台のターゲットへ複製します。同じ開発環境を複数台に展開するとき、SSDを1枚ずつ入れ替える手間を減らせます。
ターゲットはそれぞれ、ソースと同容量以上が必要です。対応サイズは2230から22110までで、片面・両面実装のSSDを扱えます。SSD容量の上限設定はありませんが、複数台を同時に使うとUSB4の帯域は分配されます。
USB4 Type-C接続は最大40Gbpsです。メーカー測定では、1TBを1台へ複製する時間は約10分、2台へは約15分。3台へ複製する場合は約20分が目安ですが、実際の所要時間はSSDや環境によって変わります。
折りたたみ式のアクティブファンとアルミ筐体を採用し、ファン切り替えスイッチも備えています。複数枚を続けて扱うなら、冷却と設置場所も確認しておきたいですね。販売価格は販売店でお確かめください。
結論
NVMe SSD同士を複製し、データ消去も1台で済ませたい人には、「裸族のお立ち台 NVMe クローン&イレーサー」がおすすめです。SATAドライブをソースにする場合は、「裸族のどれで~もステーション&クローン」をおすすめします。
NVMeの1対1複製を定期的に行い、進捗表示や完了ブザーを使いたい人にはStarTech.comが適しています。開発PCを複数台まとめて用意するならAXAGONを選ぶとよいでしょう。
複製元と複製先の規格や容量を照らし合わせてください。価格は時期や販売店で変わるため、購入時に各店の表示を確認しましょう。
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