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ChatGPTへの依頼を何度も書き直している。そんな業務では、GPTsで専用のカスタムGPTを作ると指示の手間を減らせます。役割や回答形式、参照資料を設定でき、プログラミングなしで始められるのも魅力です。
とはいえ、作っただけで仕事が変わるわけではありません。どの作業を任せるか、指示をどう書くか、回答をどう確かめるか。こうした点を順に学べる本なら、試作後に迷いにくくなります。
早見表
掲載したのは、GPTsの基本から業務例、外部連携まで扱う5冊です。ページ数も内容の広さも異なります。まずは特色を一覧で確認しましょう。
| 書籍 | 主な特徴 | 参考価格(税込) |
|---|---|---|
はじめてのGPTsのつくりかた | 作成手順、要件定義、テスト | 2,200円 |
自分専用AIを作ろう!カスタムChatGPT活用入門 | 基本機能、画像生成、API連携 | 1,540円 |
本当に役立つAIの作り方・使い方 ChatGPT×GPTsカスタマイズ大全 | 業務例、データ分析、API | 2,200円 |
ChatGPT2年生 GPTsのしくみ 体験してわかる!会話でまなべる! | 対話とイラストで基礎から解説 | 2,640円 |
GPTsでChatGPTを優秀な部下にしよう! GPTsパーフェクト作成ガイド | 作成から応用、トラブル対応まで | 3,080円 |
表の価格は税込定価を参考価格として載せています。実売価格は時期や販売店で変わるため、購入時に確認してください。
業務特化の価値
週次レポートの下書き、問い合わせ分類、議事録からのタスク抽出。入力の形や求める出力が決まっている仕事なら、GPTsに同じ手順を持たせやすくなります。毎回似た依頼をする業務ほど、専用GPTの効果が見えやすいでしょう。
営業日報なら、要点・懸念・次の一手の順にまとめるよう設定できます。担当者ごとに異なる書き方もそろえやすくなります。重要な判断まで任せず、まず情報整理に使うのが現実的ですね。
条件が毎回変わる相談や例外の多い仕事では、専用GPTの指示を保ちにくくなります。一つの作業に範囲を絞って、典型的な入力を繰り返し処理できるか試す。そうすると、専用化する範囲が見えてきます。
最初の作成本
『はじめてのGPTsのつくりかた』は本郷喜千著、スタンダーズ・プレス刊です。2024年8月22日発売のA5判240ページで、プログラミング未経験の読者も対象にした入門書です。
作成モードと構成モードをはじめ、要件定義、Knowledge、テストの進め方を扱っています。作例GPTや作成用プロンプトもあり、業務効率化用の専用GPTを考える材料になります。
何を作れば仕事に役立つのか、まだ定まっていない人に合う一冊です。要件を整理して試作し、テストで修正する流れを学びたいなら、まずこの本を手に取るとよいでしょう。
機能を広く学ぶ
『自分専用AIを作ろう!カスタムChatGPT活用入門』は清水理史著、インプレス刊です。2024年3月11日発売のA5判208ページ。税込定価1,540円は、今回の5冊の中で最も低い価格です。
カスタムGPTの作成に加えて、Instructions、Knowledge、マルチモーダル、DALL·E 3を扱っています。作成画面のイラストや実画面を見ながら、基本機能をひと通り追える構成です。
外部サービスとのAPI連携も載っており、作成から応用の入口まで見渡せます。画面を見ながら学びたい初心者や、基本機能を広く知りたい人に合うでしょう。刊行は2024年なので、画面や機能の現状もChatGPT上で確認してください。
業務例に触れる
『本当に役立つAIの作り方・使い方 ChatGPT×GPTsカスタマイズ大全』は武井一巳著、翔泳社刊です。2024年10月25日発売のA5判248ページ。作成手順とともに、仕事に近い例を取り上げています。
自社マニュアルへの回答、Googleカレンダー連携、データ分析とグラフ作成、レシート画像からの経費精算書作成などが登場します。さらにKnowledge、Web参照、画像生成、APIやスキーマも扱います。
自分の業務に近い作例を見ながら、GPTsに持たせる役割を考えたい人に合います。基本操作からAPIやスキーマまで広げて学びたいなら、この本がおすすめです。
会話で仕組みを理解
『ChatGPT2年生 GPTsのしくみ 体験してわかる!会話でまなべる!』は森巧尚著、翔泳社刊です。2025年7月14日発売のB5変型判192ページ。紹介する5冊の中では、もっとも新しい刊行です。
対話形式とイラストで、GPTsの基礎から作成、Capabilities、Knowledge、Actionsによる外部サーバ連携まで学べます。会話の流れに沿って仕組みをつかみたい人には、読み進めやすい構成ですね。
一度GPTsを試したものの、できることが整理できなかった初心者にも合います。書籍ではChatGPT Plusを開発環境として扱うため、利用条件や画面は現在のサービスでも確認しましょう。
網羅的に深める
『GPTsでChatGPTを優秀な部下にしよう! GPTsパーフェクト作成ガイド』はITnavi著、ソシム刊です。2024年5月27日発売のB5変形判512ページ。今回の5冊では最も分量があります。
CreateモードとConfigureモード、文章作成、意思決定支援、Web検索、Knowledgeなどを幅広く解説。チャットボットや画像生成、データ分析、外部API利用も参照でき、FAQとトラブルシューティングも収録しています。
基本から複数機能の組み合わせまで、一冊を手元のリファレンスとして活用したい業務読者向けです。価格は5冊の中で最も高めですが、ページ数と扱う範囲を重視するなら納得しやすい選択でしょう。
結論
初めてノーコードで作り、業務への当てはめまで学びたいなら、『はじめてのGPTsのつくりかた』を第一候補にしてください。 要件定義とテストも扱うため、試作を実務につなげる流れをつかみやすい一冊です。
費用を抑えて基本機能を知るなら『自分専用AIを作ろう!』、業務サンプルから発想を広げるなら『カスタマイズ大全』が合います。対話とイラストを重視する初心者には『ChatGPT2年生』が入りやすいでしょう。
幅広い機能を調べられる一冊がほしいなら、『GPTsパーフェクト作成ガイド』を選びましょう。どの本を読む場合も、作例を自分の仕事の入力、完成形、確認手順に置き換えることが、業務特化GPTsを形にする近道です。
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