雷センサーモジュールを選ぶとき、検知距離や接続方式のどれを優先すればよいか迷いますよね。
距離を段階的に推定するタイプや、LED・ブザーで知らせるタイプなど、使い勝手は製品ごとに異なります。
今回は、電子工作に組み込むセンサーモジュールと携帯型の雷探知器を含む6商品をご紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 参考価格 | 検知距離 | 距離推定段階 | 距離分解能 | 通信方式 |
|---|---|---|---|---|---|
Hapivida AS3935 雷センサーモジュール | 6,339円(2026-10-29時点) | 1kmから40km | 14ステップ | — | SPI・I2C |
Ongwan AS3935 雷光検出センサー | 3,331円(2026-10-29時点) | 1kmから40km | 14段階 | — | SPI |
SOCOCO AS3935 雷検知センサーモジュール | 3,320円(2026-10-29時点) | 1kmから40km | 14段階 | — | SPI・I2C |
WUULEAON AS3935 雷雨検出モジュール | 3,523円(2026-10-29時点) | 最大40km | — | — | SPI・I2C |
日辰電機製作所 雷探くん NTD-P01 | 12,300円(2026-10-29時点) | 本器から約40km以内(放電雷) | — | — | — |
| DFRobot Gravity SEN0290 | — | 最大40km | 15段階 | 1~4km | I2C |
Hapivida AS3935 雷センサーモジュール
I2CまたはSPIに対応する雷センサーを選びたい人には、Hapivida AS3935雷センサーモジュールがおすすめです。雲から地面への放電と雲間放電の両方を検知し、落雷までの距離は1kmから40kmまで14ステップで推定する仕様です。屋内・屋外などの設定に合わせて検出しきい値をプログラムでき、人為的な妨害を拒否するアルゴリズムも搭載しています。

Ongwan AS3935 雷光検出センサー
SPI接続で雷を検知し、距離を段階的に把握したい人には、Ongwan AS3935雷光検出センサーがおすすめです。地上と雲の間の放電と雲間放電を検知し、落雷までの距離は1kmから40kmまで14段階で推定する仕様です。検出閾値を調整でき、必要に応じてフルキャリブレーションも行えます。

SOCOCO AS3935 雷検知センサーモジュール
I2CまたはSPIで接続でき、地上への落雷と雲間放電の両方を検知したい人には、SOCOCO AS3935雷検知センサーモジュールがおすすめです。距離を1kmから40kmまで14段階で推定する仕様で、家電や機械由来のノイズを除去するアルゴリズムも備えています。
電源電圧は2.4Vから5.5Vで、3.3V・5Vのロジックシステムで動作します。I2C接続時の初期アドレスは0x03です。検知しきい値は屋内・屋外の設定に応じて調整でき、専用に調整されたアンテナとともにキャリブレーション済みの状態で出荷されます。

WUULEAON AS3935 雷雨検出モジュール
SPIまたはI2Cで雷雨の検知を扱いたい人には、WUULEAON AS3935雷雨検出モジュールがおすすめです。最大40km離れた雷雨を検知する仕様で、感度を調整できるプログラム可能なしきい値設定も備えています。
気象観測所や農業、野外活動での利用が例として挙げられています。雷雨検知を組み込む際に使える詳細なドキュメントとサンプルコードが付属しています。

日辰電機製作所 雷探くん NTD-P01
屋外レジャーやスポーツで携帯し、雷放電を光と音で知らせる探知器を選びたい人には、日辰電機製作所の雷探くん NTD-P01がおすすめです。LEDで3段階の警報を表示し、ブザー音でも知らせてくれます。ブザーは消音可能です。警報段階の目安は、注意が約40km・約1時間圏内、警戒が約20km・約30分圏内、危険が約10km・雷が見える、聞こえる圏内です。距離と時間は周囲の条件や雷放電の規模によって変わります。また、この機器は雷を探知するもので、雷事故を防止するものではありません。
生活防水はIP33となっています。NTD-P01はEnglish Versionで、トップシートと取扱説明書も英語表記です。

DFRobot Gravity SEN0290
I2Cで雷雨の距離情報を取り込み、気象観測の試作に活用したい人には、DFRobot Gravity SEN0290がおすすめです。雷雲前線までの距離を最大40kmの範囲で15段階に推定でき、分解能は1~4kmです。ただし、距離は推定値で、落雷地点を精密に示すものではありません。
I2C通信とIRQ出力に対応し、電源電圧は3.3~5.5Vです。ArduinoやRaspberry Piのプロジェクトにも組み込めます。相対的な強度データも扱えます。ただし物理単位はなく、雷電流やジュール単位のエネルギーを直接測定した値ではありません。
検知性能は、設置場所やノイズの状況によって変わります。屋内・屋外モードを備えていますが、モードを選べることは基板の防水等級を示すものではありません。
用途に合わせた選び方
- SPIで雷検知を取り込みたい人
- I2C通信とIRQ出力を使い、ArduinoやRaspberry Piのプロジェクトに組み込みたい人
- 屋外レジャーやスポーツで携帯し、LEDやブザーで雷放電を知りたい人
雷撮影にはカメラトリガーも必要
DFRobot Gravity SEN0290は写真撮影の実験やカメラシャッターのトリガー用途も挙げられていますが、シャッター連動には適切なカメラトリガーインターフェースが必要です。雷撮影に使う場合は、I2C対応だけで判断せず、カメラ側のインターフェースも含めて構成を選ぶことがポイントです。
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