電力ケーブルの部分放電診断を調べたいとき、どの本や規格を選べばよいか迷いますよね。
敷設済みケーブルの診断試験を扱うガイドや、部分放電測定の方法を取り上げた資料から、調べたい対象に合わせて選べます。
今回は、電力ケーブルの部分放電診断に関連する本や規格をまとめます。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 扱う対象 | 部分放電に関する内容 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
IEC 60885-3:2015 RLV | 押出電力ケーブル(設置済みシステムの測定は対象外) | 部分放電測定の試験方法 | 124,540円(2026年10月28日時点) |
| IEEE 400.3-2022 | 敷設済み遮蔽電力ケーブルシステム | 部分放電の検出・測定・位置標定による診断試験 | — |
| Partial Discharges (PD) | ケーブルと接続部など | 測定・監視・位置標定・評価 | — |
| 電力ケーブル絶縁測定 | ゴム・プラスチックケーブル、OFケーブル | 部分放電発生位置の標定法 | — |
IEC 60885-3:2015 RLV
押出電力ケーブルの部分放電測定について、試験方法を知りたい人には、IEC 60885-3:2015 RLVがおすすめです。押出電力ケーブルの長さに対する部分放電測定の試験方法を規定しています。
設置済みケーブルシステムで行う測定は対象に含まれません。また、Redline版は英語のみです。

IEEE 400.3-2022
敷設済みの遮蔽電力ケーブルの診断試験を調べたい人には、IEEE 400.3-2022がおすすめです。部分放電の検出・測定・位置標定による診断試験を扱い、対象には新しいものと使用履歴のあるシステムが含まれます。ケーブル本体のほか、接続部や端末も対象です。
部分放電試験は、運転中または外部電圧源を用いて行う方法が扱われています。一方、圧縮ガス絶縁ケーブルまたは端末システムの試験は対象外です。英語版はPDFダウンロードと冊子で販売されています。
Partial Discharges (PD)
部分放電の測定から監視・評価まで幅広く学びたい人には、Partial Discharges (PD)がおすすめです。ケーブルと接続部の部分放電測定へのDCSの適用が目次に含まれ、測定時のノイズ抑制や校正も扱っています。オンライン・オフライン監視や放電位置の標定も取り上げた英語の専門書です。
電力ケーブル絶縁測定
電力ケーブルの絶縁測定と、部分放電の発生位置を標定する方法を調べたい人には、「電力ケーブル絶縁測定」がおすすめです。各論には部分放電発生位置の標定法のほか、直流法や交流法、超低周波法などが含まれます。ゴム・プラスチックケーブルやOFケーブルの絶縁測定法も取り上げた、昭和42年発刊の刊行物です。
販売形式はダウンロードのみで、電子版PDFは個人向けです。サーバーや個人の記録装置に置いて複数人で共有する利用はできません。
用途に合わせた選び方
- 押出電力ケーブルの部分放電測定の試験方法を調べたい人
- 敷設済みの遮蔽電力ケーブルシステムの診断試験を調べたい人
- 部分放電の測定から監視・評価まで学びたい人
- 電力ケーブルの絶縁測定と部分放電発生位置の標定法を調べたい人
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