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AWS Lambdaの本を探すなら、関数の書き方に加えてAPI GatewayやS3のイベント連携と実行権限、デプロイ後の監視まで扱う一冊が頼りになります。コードが動く、その先まで扱う本ですね。
Pythonで初めてAPIを作る人とNode.jsで既存サービスをAWSへ移したい人とでは、読みやすい本が変わります。言語別の実習書と、イベント駆動の全体像をつかめる本を、実務で困りやすい場面に結びつけて紹介します。
Lambdaはサーバー管理の手間を軽くしてくれます。ただし設計や運用の仕事までなくなるわけではありません。イベントやIAM、再試行とログを追えば、動かした後の運用範囲も見えてきます。
早見表
| 書籍 | 向いている人 | 主な内容 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
AWS Lambda実践ガイド 第2版 | Lambda全体を学びたい人 | イベント連携とSAM、権限とX-Ray | 3,960円(税込) |
ほぼPythonだけでサーバーレスアプリをつくろう | PythonでAPIやテストを学びたい人 | Chalice、DynamoDB連携とテスト自動化 | 2,000円(税別) |
動かして学ぶ!Pythonサーバレスアプリ開発入門 | Pythonアプリのデプロイを試したい人 | FlaskとZappa、Bot開発と運用 | 3,080円(税込) |
Serverless Applications with Node.js: Using AWS Lambda and Claudia.js | Node.js経験者 | Claudia.js、API Gateway、非同期処理 | 59.99米ドル |
4冊の特色は、Lambda全体を扱う本、PythonでAPIを作る本、Pythonアプリの運用まで扱う本、Node.jsの実例を英語で追う本です。大まかな違いをつかむと、読みたい内容が見えてきます。
価格は各書籍の定価を参考にしています。実売価格は時期や販売店によって変わるため、購入時に確認してください。税別表記の本は税込価格も見ておくと安心です。
Node.jsの本は英語で、Claudia.jsを使った内容です。JavaScriptやNode.jsの基礎があり、英語の技術書にも抵抗がない人なら読み進めやすいでしょう。
Lambdaの入口
AWS Lambdaはイベントをきっかけにコードを実行するサービスです。サーバーを常時動かす構成と違い、リクエストやファイルの追加などに応じて処理を呼び出します。
たとえばWeb APIでは、利用者のリクエストをAPI Gatewayが受け取り、Lambda関数へ渡す形が考えられます。関数は処理を行い、許可された範囲でデータベースなどと連携します。
イベントの入口はWeb APIだけではありません。S3にファイルが保存されたときや、SQSにメッセージが届いたとき、SNSから通知が来たときも処理のきっかけになります。
本のコード例を追うときは、イベントの流れに加えて失敗時の再試行や実行結果の記録も見ておきましょう。全体の関係がわかると、サンプルを実務の設計に生かしやすくなります。
実践ガイド第2版
『AWS Lambda実践ガイド 第2版』は2022年刊行で、512ページあります。出版社の紹介ページでは特定の使用言語が明記されていません。言語別のコードを探している人は、試し読みで確認してください。
イベント連携ではS3とAPI Gateway、SQSやSNSに加えてDynamoDBとSESを扱います。Web APIからファイル処理、キューを使う非同期処理まで、Lambdaの幅広い使いどころを学べます。
関数のテストとローカル実行、AWS SAMによるデプロイやイベントソース設定も登場します。実行ロールなどのアクセス権とX-Rayによる分析も扱っており、運用まで視野に入れた学習ができます。
イベント駆動の全体像を一冊でつかみたい人におすすめです。PythonやNode.jsのコード例が購入の決め手なら、希望する言語の例が試し読みで確認できるか見ておきましょう。
PythonのAPI開発
『ほぼPythonだけでサーバーレスアプリをつくろう』は、PythonとChaliceを中心にWeb APIを作る印刷書籍です。2019年刊行の164ページで、手を動かしながら開発の流れを追えます。
Web APIの実装に加えてDynamoDB連携も扱い、リクエストの受付からデータ処理、応答まで一連の流れをたどれます。バックエンド開発を初めて学ぶ人にも読み進めやすい題材です。
テストではpytestによるユニットテストとAPIテスト、SeleneによるUIテストを扱います。AWS CodePipelineを用いた継続的インテグレーションと継続的デリバリーにも触れ、自動テストまで学べます。
PythonでAPIとテストを一緒に練習したい人におすすめです。刊行から時間がたっているため、実行環境やAWS画面の操作は現行の公式情報と照らして読み進めるのが現実的でしょう。
Python開発入門
『動かして学ぶ!Pythonサーバレスアプリ開発入門』は2021年刊行で、256ページです。Python、Flask、Zappaを使い、WebアプリをAWSへデプロイする流れを学べます。
ブログなどのWebアプリに加え、GoogleスプレッドシートやSlackのBotを扱います。日次スケジュールで動く処理も題材なので、外部サービスとの連携や定期実行を学びたい人におすすめです。
データの章ではPynamoDBとDynamoDB Localが登場します。AWS上のデータベースにつなぐ前にローカルで動作を確かめる流れは、開発時の試行錯誤を減らす考え方として参考になります。
IAMに加えて環境変数による環境切り替えやログ確認、更新とロールバックも含みます。公開後の状態を確かめ、問題が起きたときに戻す流れまで学びたい人におすすめです。
Node.jsの実務本
『Serverless Applications with Node.js: Using AWS Lambda and Claudia.js』は2019年刊行の英語書籍で、352ページあります。JavaScriptとNode.jsに慣れたWeb開発者向けの内容です。
Claudia.jsを使ったLambdaとAPI GatewayのAPIや非同期処理が中心です。デプロイの仕組みとコードを組み合わせた例から、関数をサービスとして組み立てる流れを学べます。
認証やデータベースへの保存に加え、サーバーレスマイクロサービスと既存アプリの移行も扱います。チャットボットやAmazon Alexaの例もあり、Web API以外のイベント駆動アプリを考える材料になります。
Node.jsの実例を英語で読みたい人におすすめです。Claudia.jsを使う本なので、別のデプロイ手段を採用しているプロジェクトでは、設計の考え方を学ぶ目的で読むとよいでしょう。

Serverless Applications with Node.js: Using AWS Lambda and Claudia.js
Manning Publications
Amazonで見る結論
Lambda全体のイベント連携や権限、テスト、デプロイをつかむなら『AWS Lambda実践ガイド 第2版』がおすすめです。特定言語のコードを深掘りする前に、サービス同士のつながりを押さえたい人に合います。
PythonでAPIと自動テストを練習するなら『ほぼPythonだけでサーバーレスアプリをつくろう』、Botやログ確認、ロールバックまで学ぶなら『動かして学ぶ!Pythonサーバレスアプリ開発入門』が候補です。
Node.js経験者が英語でAPIや非同期処理を学ぶなら、Claudia.jsを使う本をおすすめします。定価と実売価格、刊行年、実装言語を確かめ、学んだ設計を最新のAWS環境に生かしてください。
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