電子工作のLCRメーターおすすめ5選|部品測定に合う機種を紹介

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基板修理や電子工作で部品の状態を確かめるなら、LCRメーターが便利です。容量・インダクタンス・抵抗を測れますし、テスターの抵抗レンジでは見えにくいESRや損失も調べられます。

表示される値は測定条件に左右されます。同じ部品でも周波数が変われば値が動くことも。5機種は測定上限が100 kHzから8 MHzまで異なり、対応する接続方法にも差があります。

5機種の早見表

機種測定周波数主な持ち味価格の目安
DE-5000DE-5000100 Hz〜100 kHz携帯型、ケルビン接続対応時期・構成で変動
GW INSTEK LCR-8205ADC、10 Hz〜5 MHz5 MHz、周波数スイープ時期・構成で変動
HIOKI IM3523A40 Hz〜200 kHz連続測定、BIN分類時期・構成で変動
HIOKI IM35364 Hz〜8 MHz広い周波数範囲時期・構成で変動
Keysight E4980B20 Hz〜2 MHz高確度、リスト掃引時期・構成で変動

価格は販売時期や販売店で変わり、フィクスチャーやプローブ、オプションの有無でも総額は動きます。本体と必要な接続用品を合わせて見積もると、購入時の費用を把握しやすくなります。

早見表では測定周波数の上限と、試料の接続方法に注目してください。電子工作で部品の状態を確かめる場合と、MHz帯の特性を追いたい場合では必要な機能が変わります。

DE-5000

DER EEのDE-5000は持ち運んで使えるLCRメーターです。測定周波数は100 Hz・120 Hz・1 kHz・10 kHz・100 kHzの5種類。容量は200 pF〜20 mF、インダクタンスは20 μH〜200 Hを測れます。

抵抗・容量・インダクタンスを自動判別し、直列・並列の等価回路に対応します。D・Q・位相角・ESRも確認できるので、容量値だけでは分からない部品の状態も調べられます。

本体は2線接続と4線ケルビン接続に対応。ワニ口リードTL-21やSMD用ピンセットTL-22などを使い分けられ、リード部品から小型チップ部品まで測れます。

部品分類機能もあり、基準に沿った仕分けに使えます。PC接続には光IR-USBリンクなどの追加アクセサリーが必要です。測定結果をパソコンに残すなら、接続用品の費用も見込んでおきましょう。

DE-5000

DE-5000

DER EE

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LCR-8205A

GW INSTEKのLCR-8205Aは、DCから5 MHzまで測定できる卓上モデルです。周波数は6桁で設定でき、基本確度は±0.08%。数MHz帯の部品評価や、周波数を細かく変える測定に使えます。

テスト信号は1 MHz以下で10 mV〜2 Vrms、1 MHzを超えると10 mV〜1 Vrmsです。出力インピーダンスは25 Ωと100 Ωから選択できます。部品の評価条件に合う信号レベルか、ここも確認したいところですね。

測定項目はLsとLp、CsとCp、RsとRpのほか、Q・D・直流抵抗Rdcなど。最大4項目を同時表示でき、Aシリーズは7種類の等価回路モデル解析にも対応します。測定値を並べて確認しやすい仕様です。

標準付属のLCR-06Bは4線ケルビンクリップです。SMD用ピンセットやリード部品用フィクスチャは用途に応じて追加できます。USB・GPIB・LAN・RS-232などで接続でき、リスト測定やグラフスイープも備えています。

LCR-8205A

GW INSTEK

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IM3523A

HIOKI IM3523Aは40 Hz〜200 kHzで測定できます。インピーダンスZを基準とする測定範囲は100 mΩ〜100 MΩの10レンジで、基本確度はZが±0.05% rdg.、位相角が±0.03°です。

RsとRp、LsとLp、CsとCp、Rdc・D・Qなどを測定できます。V/CVモードは5 mV〜5 Vrms、CCモードは10 μA〜50 mArmsに対応。部品や測定条件に合わせて信号を設定できるのが特徴です。

連続測定・コンパレータ・BIN分類を備え、測定条件はパネルに保存できます。1 kHz FAST時の測定時間は代表値で2 ms。同じ種類の部品を続けて測る作業にも便利ですね。

USBとLANは標準対応ですが、テストフィクスチャーやプローブは別売りです。4端子プローブやSMD用フィクスチャーを選べるため、電子工作の試作から条件を固定した繰り返し測定まで活用できます。

IM3523A

HIOKI

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IM3536

HIOKI IM3536は4 Hz〜8 MHzという広い周波数範囲に対応します。低周波から数MHz帯まで同じ機器で測定でき、共振点や部品の周波数特性を確認する用途に合います。

基本確度はZが±0.05% rdg.、位相角が±0.03°です。RsとRp、LsとLp、CsとCp、Rdc・D・Qなどを測れます。テスト信号は1 MHz以下で10 mV〜5 Vrms、1 MHz超では10 mV〜1 Vrmsです。

周波数や信号条件を変えた掃引測定ができ、結果はCSVやExcel形式で保存できます。USB・USBメモリ・LAN・GP-IB・RS-232Cなどで接続でき、パソコンで測定記録を扱えます。

4端子プローブ、ピンセットプローブ、SMD用フィクスチャーなどは別売りです。8 MHzまで使う場合は、対応する治具も構成に含めてください。接続用品も測定環境の一部です。

IM3536

HIOKI

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E4980B

Keysight E4980Bは20 Hz〜2 MHzに対応するプレシジョンLCRメーターです。基本確度は0.05%、分解能は4桁。高確度の測定や、周波数を変えた評価に利用できます。

標準のテスト信号は0.1 mVrms〜2 Vrms、または50 μA〜20 mArmsです。オプション001を加えると最大20 Vrms・200 mArmsまで拡張されます。DCバイアスも標準の最大±2 Vから最大±40 Vになります。

201ポイントのリスト掃引に加え、最速5.6 msの測定と部品選別用コンパレータを備えています。直列・並列回路モードに対応し、LAN・USB・GPIBでPCに接続可能。繰り返し測定や条件別の記録にも使えます。

試料は4端子対測定構成で接続し、フィクスチャーや試料保持具は対象に合わせて選びます。高電圧信号や強いDCバイアスにはオプション001が必要です。標準構成との違いを確認して見積もりましょう。

E4980B

Keysight

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結論

電子工作の修理や部品チェックが中心なら、DE-5000がおすすめです。持ち運びやすく、5つの周波数とケルビン接続に対応します。数MHz帯の評価やスイープにはLCR-8205A、4 Hzから8 MHzまで測る用途にはIM3536が合います。

連続測定・分類機能・USBやLAN接続を使うならIM3523Aが実用的です。高確度の測定に加えて掃引や広い信号条件が必要な場合は、E4980Bをおすすめします。オプション001の有無で測定条件が変わる点は見積もり時に確認してください。

価格は時期や販売店、治具・オプションの組み合わせで変わります。測定周波数と接続方法を確かめ、必要な接続用品を含む総額で候補を決めてください。

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