R本おすすめ3選|tidyverse・ggplot2で学ぶデータ可視化と統計解析の実務

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Rのおすすめ本はtidyverseとggplot2をどこまで学びたいかで変わります。データ整理から統計解析、実務レポートまで、扱う範囲を見ておくと自分に合う一冊を探しやすいですよ。

初学者なら図の作り方に加えて、データを読み込み、整え、結果を伝える流れも押さえたいところ。3冊は学べる範囲と入口がそれぞれ異なります。

3冊を一覧で確認

まずは各書のテーマと参考価格を一覧にしました。価格は税込の希望小売価格を目安にしており、実売価格は時期や販売店によって変わります。

本主な内容向いている人参考価格
Rではじめるデータサイエンス 第2版Rではじめるデータサイエンス 第2版データ整理、可視化、モデル、伝え方までRやデータサイエンスを初めて学ぶ人4,730円(税込)
改訂2版 Rユーザのための RStudio[実践]入門 〜tidyverseによるモダンな分析フローの世界改訂2版 Rユーザのための RStudio[実践]入門 〜tidyverseによるモダンな分析フローの世界RStudio、tidyverse、ggplot2、レポート作成分析環境から実務の流れを学びたい人3,278円(税込)
Rグラフィックスクックブック 第2版 — ggplot2によるグラフ作成のレシピ集Rグラフィックスクックブック 第2版 — ggplot2によるグラフ作成のレシピ集グラフ作成、調整、地図、出力ggplot2の作図課題を解決したい人3,960円(税込)

扱う範囲は書ごとに異なります。一冊で分析全体を学ぶ本、RStudioで工程を追う本、作図のレシピを参照する本という並びです。ページ数は順に576、296、464ページ。

R全体を学ぶ

『Rではじめるデータサイエンス 第2版』は、R初学者がデータサイエンスの工程を順にたどれる総合入門書です。データのインポートや整理、変換から可視化、モデル、結果の伝え方、プログラミングまで幅広く扱います。

読みどころは、可視化を分析の前後にある作業と結びつけて学べることです。グラフを作る前にデータを整え、結果を読み取り、他の人に伝える流れまで見通せます。

ggplot2では分布や変数間の関係を表す図を扱います。プロットの組み立てや保存、よくある問題も対象です。作図後の調整まで流れで学べるでしょう。

penguinsやnycflights13などのデータセットを使った実例も掲載されています。実際のデータを追いながら読めるので、用語と分析手順、コードの役割を結びつけやすい一冊です。

2024年6月26日発行の576ページで、3冊の中でも扱う領域が広めです。tidyverseとggplot2から統計解析まで学びたい初学者におすすめです。

Rではじめるデータサイエンス 第2版

Rではじめるデータサイエンス 第2版

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分析フローを学ぶ

『改訂2版 Rユーザのための RStudio[実践]入門』は、RStudioを起点に分析環境と作業工程を学ぶ本です。RStudioの基礎からデータ収集、整形、可視化、レポート作成へと進みます。

dplyrとtidyrによるデータ整形に加え、ggplot2の可視化も扱います。stringrの文字列処理やlubridateの日付・時刻処理も登場し、実務で繰り返す整形作業にも触れられます。

R Markdownによるレポート作成まで含むのも実用的です。仕事や研究で成果を共有したい人に役立つ範囲。コードと結果を記録にまとめ、後から見直す流れも意識できます。

全296ページに分析手順がまとめられています。RStudioを起点に環境からレポートまで学びたい人におすすめです。

2021年刊行で、RStudio v1.4、dplyr 1.0に対応する内容です。画面や関数の細部を確認するときは、自分の環境のバージョンも意識すると読み違いを減らせます。分析の流れをつかむ参考になりますね。

改訂2版 Rユーザのための RStudio[実践]入門 〜tidyverseによるモダンな分析フローの世界

改訂2版 Rユーザのための RStudio[実践]入門 〜tidyverseによるモダンな分析フローの世界

技術評論社

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ggplot2に集中

『Rグラフィックスクックブック 第2版』は、ggplot2の作図課題をレシピ形式で扱う一冊です。散布図、折れ線、棒グラフ、ヒストグラム、箱ひげ図など、よく使うグラフを取り上げています。

変数の分布を見たいときやグループごとの差を図にしたいときに、目的に近い作例を探せます。基本のグラフに加えて、ファセットや凡例、軸の調整も扱います。

色の使い方やレイアウトのカスタマイズ、地図、文書用データへの出力も範囲に含まれます。報告資料や文書で使える形に図を整える際の具体的な手掛かりになります。

2019年11月21日発行の464ページで、作図を中心にggplot2を学び、必要なレシピを参照したい人におすすめです。

Rグラフィックスクックブック 第2版 — ggplot2によるグラフ作成のレシピ集

Rグラフィックスクックブック 第2版 — ggplot2によるグラフ作成のレシピ集

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tidyverseの強み

tidyverseを使うと、データ加工から可視化までの処理を一続きに整理できます。必要な行を絞り、項目ごとに集計し、結果を図にする。各段階を追いやすくなるのが利点です。

列名や日付、文字列の整形は、実務のデータ分析で何度も出てきます。dplyrやtidyrに加えてstringr、lubridateを知っておけば、よくある作業にも落ち着いて取り組めるでしょう。

tidyverseのコードは処理を整理しますが、集団の定義や欠損値の扱いまで決めるものではありません。分析者が判断の根拠を保ち、コードを読みやすく整えられる点が実務での強みですね。

統計解析へ広げる

データ可視化は分析を始めたり結果を確かめたりする際に役立ち、統計解析を補います。分布や変数間の関係を図で見てから、問いに応じて集計やモデルを検討すると手法を選ぶ理由も明確になります。

3冊のうちモデルまで扱うのは『Rではじめるデータサイエンス 第2版』です。可視化とモデルを同じ学習の流れで捉えられ、図で傾向をつかんだあと分析へ進む基礎を学べます。

ただし、図を見ただけで因果関係を断定できるわけではありません。相関らしい動きに別の要因が関わることもあります。データの集め方や分析の前提も確かめ、図だけで結論を急がない姿勢が必要です。

結論

Rをこれから学ぶ人には『Rではじめるデータサイエンス 第2版』を最初の一冊としておすすめします。データ整理からggplot2による可視化、モデルまで学べるため、分析の全体像を一冊で見渡せます。

RStudioでの分析手順やレポート作成を優先するなら『Rユーザのための RStudio[実践]入門』、作図の疑問を解消したいなら『Rグラフィックスクックブック 第2版』が合います。自分の課題に近い本なら読み終えた後の作業にもつなげやすいでしょう。

参考価格は順に4,730円、3,278円、3,960円(税込)です。希望小売価格を目安にした金額で、実売価格は時期や店舗によって変わります。広く学ぶなら一冊目、分析環境なら二冊目、作図の参照用なら三冊目を選んでください。

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