組み込み開発の基板検査におすすめのデジタル顕微鏡4選|HDMI・USB対応

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組み込み開発の基板検査では、部品の向きやはんだの状態を拡大して確かめます。ところが、倍率の数字だけで見やすさは決まりません。作業スペースと映像の出し方も、顕微鏡選びを左右します。

外部モニターで確認するならHDMI、パソコンで確認・記録するならUSBが判断の軸です。基板を置いたまま観察したい現場では、作動距離やアームの調整範囲も確認したいところですね。

機種の早見表

紹介する4機種は、接続方法や倍率域が異なります。HDMI・USBの出力、記録機能、基板まわりの付属品を下表にまとめました。作業場所で使う接続と必要な距離を見ながら比べてください。

機種映像出力・接続倍率・記録基板検査で目立つ特徴
サンワサプライ LPE-08BKサンワサプライ LPE-08BKUSB-A、Type-C・microUSB接続にも対応最大300倍、最大1920×1080軽量本体と角度調整スタンド
TOMLOV DM602 Pro10.1インチ画面、HDMI・USB基板向けLレンズ60~200倍3種類のレンズ、可動アーム、リングライト
Dino-Lite AM62118MZTLHDMI 1080pまたはUSB Type-C10~140倍、USB映像は1920×1080長い作動距離、偏光フィルター、PC計測
YIZHAN DW180X-XHU4002HDMI 1080p・60fps、USB 2.0光学1~180倍、4K動画25fps48MPセンサー、回転式スタンド

価格は販売店や時期によって変動します。購入時には最新の表示を確認してください。アームや照明、記録用カードなど、必要な付属品を含めた価格も見ておきましょう。

LPE-08BK

サンワサプライ LPE-08BKは、パソコンにつないで基板や印刷物を確認するUSB顕微鏡です。最大300倍、最大1920×1080で撮影でき、200万画素CMOSセンサーを備えています。

USB-Aで接続でき、USB Type-CやmicroUSBにも対応。パソコン画面で観察する構成です。HDMIモニターへ直接出したい場合は、別の候補が目的に合います。

白色LEDは8灯で、明るさを3段階に調整できます。ピント合わせは手動式なので、基板の高さを変えたらフォーカスも合わせ直してください。

本体寸法は幅34×奥行34×高さ117mm、スタンドを除く重さは約70gです。専用スタンドはアームの角度を変えられます。小さな本体で、限られた机上にも置きやすいサイズです。

サンワサプライ LPE-08BK

サンワサプライ LPE-08BK

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DM602 Pro

TOMLOV DM602 Proは10.1インチIPS画面を備えています。視野角は178度。HDMIとUSBで外部機器に接続でき、Windows・Macのパソコンにも対応します。

基板向けのLレンズは60~200倍です。Aレンズは2~700倍、Dレンズは1,000~2,000倍に対応し、3種類のレンズを使い分けられます。

約13インチのブームアームは上下・前後・左右に調整可能。144灯のリングライトと底面ライトを備え、コントローラーから倍率、フォーカス、照明を調整できます。

写真や動画を保存でき、16GBカードも付属します。本体サイズは約33.04×26.5×14.9cm、重さは約2.73kg。持ち歩くより、観察場所を決めて据えて使う構成です。

TOMLOV DM602 Pro

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AM62118MZTL

Dino-Lite Edge PLUS AM62118MZTLは10~140倍で観察できます。前キャップを外した状態では、10倍時の作動距離が238.2mm、140倍時は33.5mmです。倍率を上げると、観察対象との距離も変わります。

10倍では対象から距離を取って観察し、140倍では端子などの細部へ近づけて確認できます。基板上の位置関係を見る場面と、細部を拡大する場面で使い分けられる仕様です。

白色LEDは8灯で、eFLCによる調整に対応します。偏光フィルターの角度も調整可能。はんだ面や金属部品の反射が気になるときに、見え方を整えやすくなります。

HDMIは1080pで最大60fps、USB 2.0 Type-Cは1920×1080で最大30fpsです。2つのモードは同時に使えません。USB接続時はPCソフトで計測・校正ができ、本体は金属製で約120gです。

Dino-Lite AM62118MZTL

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YIZHAN 4K

YIZHAN DW180X-XHU4002は48MP Panasonic CMOSセンサーを搭載し、静止画を最大8000×6000で記録できます。光学ズームは1~180倍。基板全体から細部まで倍率を調整して観察できます。

5倍のデジタルズームも備えています。光学ズームとは仕組みが異なるため、画像の精細さを確認するときは分けて考えましょう。4K動画は25fpsで、MOV形式は4K・2K・1080p・720pに対応します。

HDMI出力は1920×1080・60fpsです。4K動画を記録できても、HDMIのライブ映像は1080p。記録と画面表示では仕様が異なります。

Cマウントに対応し、金属製ハウジング、回転式スタンド、56灯リングライトが付属します。USB 2.0はWindowsとmacOSに対応。スタンドと照明を備え、作業台に据えて使う構成です。

YIZHAN DW180X-XHU4002

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結論

パソコンで基板や印刷物を手軽に確認するなら、LPE-08BKがおすすめです。画面と可動アームを備え、倍率や照明も操作したい場合はTOMLOV DM602 Proが合います。

HDMI映像とPCでの計測・校正を切り替えるなら、AM62118MZTLが有力です。高解像度の静止画や4K動画を残したい場合はYIZHANを検討し、HDMI表示は1080pであることも踏まえてください。

基板検査用のデジタル顕微鏡は、倍率のほかに作業距離、照明、スタンド、HDMI・USBの接続方法も確認しましょう。日々の検査と記録に合う一台を選べます。

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