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開発データをNASに集めると、共有リポジトリや設計資料、テスト用データをチームで扱いやすくなります。4ベイと2.5GbEにスナップショット、別の保存先へのバックアップを組み合わせましょう。普段の作業と、いざというときの復旧を支える構成です。
とはいえ、NASを置くだけで安心とはいきません。読み書きの速さ、過去の状態に戻す機能、別の場所へ退避する手段は役目が違います。4機種の差は、通信速度やメモリー、M.2の拡張幅に表れます。
4機種の早見表
| 製品 | ネットワーク | メモリー | スナップショット・バックアップの特徴 |
|---|---|---|---|
DiskStation DS925+ | 2.5GbE×2 | 4GB ECC、最大32GB | Snapshot Replication、Hyper BackupでNASやクラウドにも保存 |
TS-464-8G | 2.5GbE×2 | 8GB、最大16GB | QTSのスナップショット、HBS 3でバックアップ・同期。HDD別売り |
LOCKERSTOR 4 Gen2+ | 5GbE×2 | 4GB、最大16GB | Btrfs Snapshot Center、複数のクラウド保存先に対応 |
NASync DXP4800 Plus | 2.5GbE×1、10GbE×1 | 8GB DDR5、最大64GB | Btrfs領域でスナップショット。RAID 0/1/5/6/10などに対応 |
4ベイは共通でも、通信速度や拡張の方向は異なります。標準的な2.5GbE環境ならSynologyかQNAP、高速LANを優先するならASUSTORかUGREENをおすすめします。
スナップショットはNAS内の過去の状態へ戻す機能です。バックアップは別の機器やクラウドにもデータを保存します。役割が異なるため、重要な開発データは両方で守りたいですね。
本体価格は販売店や時期で変わります。4ベイNASはドライブ費用も必要なので、必要なHDDやSSDを含む総額で予算を見てください。
開発データの役割
ソースコードの履歴はGitなどで管理し、NASには共有リポジトリや大きな素材を置きます。役割が分かれば、設計資料やテスト用データ、ビルド成果物の置き場所も整理しやすくなります。
更新中のデータとリリース済みの成果物は、保存先を分けます。テスト用データも本番相当の資料から分ければ、誤削除や上書きの影響を抑えやすくなります。
複数人で同じNASを使う場合は、更新担当を決めておくと混乱を防げます。共通の成果物は共有フォルダーへ、個人の一時ファイルは作業用の場所へ分けましょう。使い分けが定着すると、運用も落ち着きます。
4ベイなら複数台のドライブをまとめて扱え、容量を増やす余地も持たせやすくなります。RAID構成で実際に使える容量は変わるため、搭載ドライブの合計だけで見積もるのは避けましょう。
4機種の持ち味
DS925+はRyzen V1500B(4コア、2.2GHz)とECCメモリーを搭載しています。標準4GBのメモリーは最大32GBまで増設可能です。2.5GbEとM.2 NVMeのスロットを各2基備え、Snapshot Replicationは共有フォルダーあたり最大256件、システム全体で最大2,048件を管理できます。
TS-464-8Gは4コアのCeleron N5095と標準8GBメモリーを搭載し、最大16GBまで増設できます。M.2 NVMeスロットは2基あり、PCIeスロットには10GbE対応カードを追加可能です。HDDは別売りです。
LOCKERSTOR 4 Gen2+は5GbE×2に加え、M.2 NVMeスロットを4基備えています。NVMe SSDを多く使う構成も組めます。Btrfs Snapshot Centerはボリュームあたり最大256件を管理し、最短5分間隔で作成できます。メモリーは最大16GBです。
DXP4800 Plusは10GbEと2.5GbEを各1ポート備えています。Pentium Gold 8505と標準8GB DDR5を搭載し、メモリーは最大64GBに増設可能です。システム用の128GB SSD、M.2 NVMeスロット×2もあり、スナップショットにはBtrfs形式の領域が必要です。
結論
2.5GbE環境で共有フォルダーとバックアップをまとめて管理するなら、DS925+が堅実な候補です。ECCメモリーに加え、Snapshot ReplicationとHyper Backupを備えています。標準8GBで始めるなら、HBS 3とPCIe拡張があるTS-464-8Gもおすすめです。
LANの高速化を優先するチームには、5GbE×2とM.2 NVMe×4のASUSTOR、または10GbE搭載のDXP4800 Plusをすすめます。接続するPCやスイッチも対応速度をそろえ、NASの性能を活かしましょう。
開発データの保護には、スナップショットで素早く戻し、別の保存先へのバックアップでNAS本体のトラブルに備える形が基本です。容量、接続速度、戻したい世代を整理すれば、4ベイNASをチームの共有基盤として活かせます。
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