開発データ向けDAS 4ベイUSB-C RAID5 HDDケースと放熱ファンを比較

PR:この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。

開発データを複数のHDDに集約するなら、4ベイのUSB-CケースはPC直結のDASとして役立ちます。RAID5対応機なら、容量をまとめつつ1台のドライブ故障に備えられます。

ただし、4ベイが同じでもRAIDの処理方法やUSB速度は製品ごとに異なります。ソースコードやビルド成果物の保存先を考えながら、仕様を確認していきましょう。

4ベイDASの役割

DASはPCにUSBなどで直接つなぐストレージです。ネットワーク経由で複数の端末に共有するNASとは役割が異なり、接続したPCの作業領域や保管先に使います。

4ベイならHDDを4台まとめて収容でき、外付けドライブを複数並べずに済みます。RAID5対応機なら複数台をひとつのボリュームにまとめて扱えます。

一方で、すべての4ベイケースにRAID機能があるわけではありません。ケース内のハードウェアで処理する製品と、PC側のソフトウェアで構成する製品がある点は押さえておきたいところです。

4製品の早見表

製品RAID5の方式USB-Cの上限冷却・電源特徴
QNAP TR-004QNAP TR-004ハードウェアとソフトウェア制御5Gbps120mm自動制御ファン、外部60Wロック可能なトレイ、2年保証
OWC Mercury Elite Pro QuadSoftRAIDによるソフトウェアRAID10Gbps静音ファンとアルミ筐体、内蔵電源最大96TB、公称最大947MB毎秒
Yottamaster PS4RC3ハードウェア5Gbps80mmファン、外部78W最大88TB、Clone対応
TerraMaster D4-320TerraMaster D4-320ケース単体では非対応10Gbps120mmスマート制御ファン、72Wホットスワップ対応、RAIDは別ソフト

一覧ではRAIDの方式、USB-Cの上限、ファンや電源の仕様を並べました。4台収納でも、RAIDをケース側で管理するかPC側で構成するかは異なります。

本体価格は販売店や時期で変動します。HDDを4台そろえる費用に、必要なRAIDソフトのライセンス代も加え、合計で比べると見通しが立ちます。

RAID5の容量

同容量のHDDを4台使うRAID5では、単純計算でおよそ3台分がデータ領域になります。12TBを4台なら約36TB相当で、残る1台分はパリティ情報に使われます。

この構成は1台のドライブ故障に備えます。ただし、複数台の同時故障や誤削除、ランサムウェアには対応しません。筐体ごとの故障も考え、重要な開発データは別の場所にも保存してください。

容量の違うHDDを混ぜると、構成によっては小さいドライブに合わせて領域が決まります。同じ容量のドライブでそろえると、使用可能な容量を見積もりやすくなります。

QNAP TR-004

TR-004は3.5インチHDDと2.5インチHDD、SSDに対応する4ベイケースです。ハードウェアRAID 0・1・5・10に加え、JBODと個別ディスクも扱えます。

ソフトウェア制御モードも備えています。ハードウェアRAIDのほかにソフトウェアから制御できる点が、この機種の特徴です。

USB 3.2 Gen 1接続で、最大転送速度は5Gbpsです。ケース側のドライブ接続速度は3Gbpsが上限のため、SATA 6Gbps対応SSDでも接続速度を使い切れません。

120mmファンは5段階の自動制御に対応し、ロック可能なドライブトレイも備えます。電源は最小60Wの外部アダプターで、本体保証は2年です。

QNAP TR-004

QNAP TR-004

Amazonで探す

OWCの4ベイ機

Mercury Elite Pro QuadはUSB 3.2 Gen 2で最大10Gbpsに対応します。最大容量は96TB、公称速度は最大947MB毎秒です。4台のドライブを収めて、USB 5Gbpsより広い帯域を使う構成に適しています。

SoftRAIDによるソフトウェアRAIDを採用します。MacはRAID 0・1・4・5・10、WindowsはRAID 0・1・4・5に対応するので、使える方式はOSで異なります。

静音ファンとアルミ筐体を備え、電源は本体内蔵です。SoftRAID Premiumの3年ライセンスが付属するSKUもありますが、すべてのSKUで付属するとは限りません。

OWC Mercury Elite Pro Quad

Amazonで探す

Yottamaster機

PS4RC3はハードウェアRAID 0・1・3・5・10に対応し、JBODとCloneも使えます。ケース側でRAID5を管理したい場合に分かりやすい構成です。

ドライブは2.5インチと3.5インチのSATAに対応します。最大容量は22TBのドライブ4台で計88TB、電源には78Wの外部アダプターを使います。

USB Type-Cの上限は5Gbpsです。ハードウェアRAIDの方式を重視するなら、複数のRAID構成に対応する点が判断材料になります。

冷却ファンは80mm、12V、2ピン仕様です。QNAPとD4-320は120mmファンを搭載しますが、ファン径だけでは騒音や冷却力の優劣までは決まりません。設置時は通気を確保してください。

Yottamaster PS4RC3

Amazonで探す

TerraMaster機

D4-320はUSB 3.2 Gen 2で最大10Gbpsに対応し、3.5インチHDDと2.5インチHDDまたはSSDを4台収容できます。ケース単体ではRAIDを組めません。

ドライブを個別ディスクとしてPCにつなぎ、RAID5を使う場合はサードパーティー製ソフトウェアで構成します。ホットスワップにも対応しています。

D4-320の容量は仕様上32TB×4台、合計128TBです。一方、22TBを超えるドライブとの互換性は未検証です。大容量ドライブを組み込むなら、対応条件を確認してから構成を固めましょう。

120×120×25mmのスマート制御ファンを1基搭載し、電源は72Wです。4台のSSD構成では読み込み最大1,016MB毎秒、書き込み最大960MB毎秒を公称します。

TerraMaster D4-320

TerraMaster D4-320

Amazonで探す

結論

ケース側でハードウェアRAID5を組むなら、QNAP TR-004かYottamaster PS4RC3がおすすめです。QNAPには5段階自動制御の120mmファンとロック付きトレイがあり、Yottamasterは88TBまで搭載できる仕様です。

10Gbpsを優先するなら、SoftRAIDを使うOWCか、個別ディスクとして接続するTerraMaster D4-320が合います。RAIDの管理方法まで含めて、開発データの運用環境に合わせてください。

どの機種でもRAID5自体はバックアップを置き換えません。大切なデータは別媒体にも保存してください。筐体とHDDの費用を見積もる際は、必要なソフトウェアのライセンス代も合計へ含めると安心です。

【2026年版】Amazonで買えるおすすめノートPCランキング!コスパ最強のモデルはこれだ
DELLのノートパソコンがテーブルの上に置いてある画像

Amazon の PC をスコア化してみた

Specsy Hub

Amazonにある8〜14インチの小型WindowsタブレットやノートPCを、スペック別にスコア化して比較・ランキング。

タイトルとURLをコピーしました