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成長株の株価評価ではPERだけを見ても割高か割安か迷うことがありますよね。利益の伸びもあわせて見るPEGレシオは、判断の手がかりになる指標です。
数字は便利ですが、PEGだけで買いを決めるのは早計です。成長率の前提や業績の中身も確かめたいところ。参考になる本とともに、基本を押さえましょう。
参考書籍
| 本 | PEG・成長株評価との接点 | 参考価格 |
|---|---|---|
ピーター・リンチの株で勝つ[新版] | リンチの投資観と成長率・PER | 1,980円(税込) |
株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書 改訂版 | 決算資料と高PER成長株の基礎 | 2,200円(税込) |
株の投資大全 | 成長シナリオ、複数指標、リスク | 2,420円(税込) |
割安成長株で2億円 実践テクニック100 | PERと売上高で探す実践例 | 1,540円(税込) |
企業価値向上のための 経営指標大全 | EPS成長率やPERなど48指標 | 4,730円(税込) |
価格は紙版の公式希望小売価格を目安にしています。実売価格は時期や販売店で変わるので、注文時に最新価格を確かめてください。
PEGの背景にある投資観を読みたい人には、ピーター・リンチの著書を紹介します。四季報や決算資料の読み方を学ぶなら、足立武志の教科書が参考になります。
PERを軸にした実践例や成長株を広く扱う本も並びます。EPS成長率や複数の経営指標を深く扱う専門書もあり、PEGに関連する知識を広げられます。
PEGレシオの基礎
PEGは予想EPS成長率でPERを割って求めます。PERが20倍で利益の伸びを年20%と見込むなら、PEGは1.0。成長への期待に対するPERの水準を大まかに捉えられます。
成長率が20%なら、数値の20で割ります。0.20を使う計算ではありません。将来予想か過去実績か、期間や利益の種類によって数字が変わるため、算式の前提をそろえましょう。
PERは株価を1株当たり利益で割った値です。実績PERと予想PERでは意味が異なります。PEGを出すときも成長率とPERの条件を合わせて見るのが先決ですね。
PEGが1なら妥当、1未満なら割安という見方は、ピーター・リンチの投資観とともに知られています。会社や業種に共通する基準ではないため、機械的な売買サインにはできません。
低PEGの盲点
一時的な利益の急増は、将来の成長率まで高く見せます。大型案件や資産売却、補助金がEPSを押し上げていないか、決算短信の注記や説明資料を確認してください。
景気敏感株は利益が底から回復する局面で成長率が高くなり、PEGが急に下がることがあります。好況時の利益だけで割安と見ず、景気の波をまたぐ利益水準も確かめたいですね。
EPSが赤字ならPERは意味を持ちにくく、PEGも通常の形では計算できません。黒字化したばかりの会社や利益がごく小さい会社は、分母が少し動くだけで結果が大きく変わります。
成長率を高く見積もるほどPEGは小さくなります。証券会社の予想が複数ある場合は、予想の幅と下方修正の履歴も確認し、強気の数字に引っぱられないようにしましょう。
リンチの視点
『ピーター・リンチの株で勝つ[新版]』はピーター・リンチとジョン・ロスチャイルドの共著です。全352ページで、株式投資の考え方や有望株の探し方、長期の視野を扱います。成長率とPERを見る発想の背景も学べます。
この本では、成長株をどう見つけ、会社の将来性をどう考えるかを学べます。発行は2001年3月です。現在の決算制度や市場環境を知るには、別の資料も確認しましょう。
公式希望小売価格は税込1,980円です。長期投資の考え方にも触れられるため、PEGの背景にある企業理解を深めたい読者におすすめします。
基礎を補う本
『株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書 改訂版』はA5判で264ページ。四季報、決算短信、財務諸表の読み方に加え、高PER成長株のリスクや売上・利益の伸びも扱います。
2019年刊の改訂版で、PERやPBR、ROEを取り上げています。PEGを見た後に成長の根拠を決算資料で確かめたい初心者にとって、分析の基礎を学べる内容です。
公式希望小売価格は税込2,200円です。成長株のファンダメンタル分析を一から学びたい人におすすめします。
指標を広げる本
『株の投資大全』は全504ページです。成長株探しや成長シナリオ、財務諸表の確認から、割安判断とリスク管理まで扱います。PERやPBR、ROEに加え、赤字成長企業の評価も取り上げています。
『割安成長株で2億円 実践テクニック100』は224ページで、実践ノウハウを全100話にまとめています。PERと売上高を組み合わせた銘柄探しに加え、決算説明資料を使った業績予想や、3年先を目安にした中長期投資も扱います。
『企業価値向上のための 経営指標大全』は全556ページです。48の指標と31のケーススタディを収録し、EPS成長率の算出やPERとの関係に加えて、ROEとフリーキャッシュフローも解説します。基礎を学んだ後に読む専門書として役立ちます。
結論
PEGレシオは成長株のPERをEPS成長率とあわせて捉える補助指標です。1未満かどうかだけで判断せず、成長率の根拠や同業比較、利益の質を確かめれば、株価評価の見落としを減らせます。
最初の一冊には、決算資料の読み方も学べる『ファンダメンタル投資の教科書 改訂版』をおすすめします。PEGの背景にある投資観を深く知りたい人には『ピーター・リンチの株で勝つ[新版]』をおすすめします。
紹介書の目安価格は1,540円から4,730円で、実売価格は時期や販売店によって変わります。PEGの限界を押さえ、予想と実績を分けて評価しましょう。業績の前提が保たれているかを定期的に見直すことも、株式投資でこの指標を生かすうえで欠かせません。
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