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開発用PCにHDDやSSDを足していくと、マザーボードのSATA端子は思ったより早く埋まります。PCIe SATAカードなら接続口を増やせるので、Linuxの検証機やビルド用PCにも便利です。
ただし、8ポートとASM1166は同じ条件ではありません。ここで扱う製品のASM1166搭載モデルは6ポート。8ポートのASM1166カードを探しているなら、まずここが分かれ目です。
8台をつなぐ場合は、コントローラーの型番とPCIeスロットのレーン数、ケーブル方式を確認したいところです。各カードの特徴を具体的な仕様に沿って見ていきます。
製品の早見表
| 製品 | ポート・コントローラー | PCIe接続 | Linux・ケーブルなど |
|---|---|---|---|
StarTech.com 8ポート | 8・PI7C9X2G608GP、ASM1061 | 2.0 x4 | LTS 2.6.32以降、SFF-8087ケーブル2本付き |
| Delock 8ポート x1 | 8・ASM1064、ASM1182E | 2.0 x1 | Kernel 5.8以降、Bootable、LEDヘッダー8基 |
| Delock 8ポート x8 | 8・LSI SAS2008 | 2.0 x8 | Kernel 5.4以降、Bootable、約80cmケーブル2本付き |
StarTech.com 6ポート | 6・ASM1166 | 3.0 x4 | LTS 2.6.32以降、Bootable、ケーブル別売 |
| Delock 5ポート | 5・JMB585 | 3.0 x4 | Kernel 3.3以降、Bootable、SATAケーブル5本付き |
StarTech.com 4ポート | 4・ASM1164 | 3.0 x2 | LTS 2.6.32以降、Bootable、ケーブル別売 |
価格は販売時期や店舗によって変わります。購入時には型番で最新価格を確認しましょう。ケーブルが別売のカードは、必要な本数分も見積もっておくと安心です。
型番の取り違えにも気をつけたいですね。StarTech.comの8ポート機とASM1166搭載の6ポート機は別製品です。ポート数だけで検索すると、仕様が探しているものとずれることがあります。
StarTechの8ポート
StarTech.comの8ポート機は、PI7C9X2G608GPとASM1061を組み合わせた構成です。カードには4つの2ポートSATAホストコントローラーを搭載しています。ASM1166搭載の6ポート機とはコントローラー構成が異なります。
カード上のSFF-8087ポートは2基です。付属の50cmケーブルをそれぞれにつなぐと、反対側が4ポートのSATAコネクターに分かれ、合計8台を接続できます。
SATA側のコネクターはラッチ付きで、ケース内でもケーブルが抜けにくくなっています。長さ50cmのケーブルで配線をまとめやすい点も便利。標準ブラケットは装着済みで、ロープロファイル用も付属します。
LinuxはLTSカーネル2.6.32以降に対応しています。ハードウェアRAID機能はありませんが、mdraidやmdadmによるソフトウェアRAIDを構成できます。RAIDを使う場合はLinux側で設定し、状態を監視します。
Delockの8ポート機
Delock 90072はPCIe 2.0 x1接続で、ASM1064とASM1182Eを搭載しています。x1スロットに挿せるのは便利ですが、8台のSSDを同時に高速転送する構成では、PCIe側の帯域が制約になりやすいでしょう。
対応カーネルはLinux 5.8以降で、起動にも使えます。NCQとS.M.A.R.T.に対応し、TRIM・DevSleep・ホットスワップも利用可能。カード上には2ピンLEDヘッダーが8基あります。
Delock 8ポート x1
Amazonで探すDelock 90061はLSI SAS2008搭載で、PCIe 2.0 x8接続です。Linux Kernel 5.4以降に対応し、起動にも使えます。SFF-8087からSATA 4ポートに分岐する約80cmのケーブルが2本付属します。
90061はカード上にLED表示を12個備え、2ピンLEDヘッダーも2基搭載しています。x1モデルよりPCIe帯域が広く、SSDを複数台並行して扱う場合にも使えます。約80cmのケーブルは、長めの配線が必要なケースで役立ちます。
Delock 8ポート x8
Amazonで探す6・5・4ポート機
StarTech.comの6ポート機はASM1166搭載で、PCIe 3.0 x4接続です。SATAポートはカード上にスタック型で並びます。ケーブルは別途用意しますが、フルプロファイル用とロープロファイル用のブラケットが付属します。
Delock 90395はJMicron JMB585搭載の5ポート機で、PCIe 3.0 x4接続です。Linux Kernel 3.3以降と起動に対応。約50cmのSATAケーブルが5本付属し、カードにはLED表示が5個あります。
この5ポートモデルはホットスワップやS.M.A.R.T.に対応し、TRIMも利用できます。ドライブごとのSATA配線に使うケーブルは5本付属。ロープロファイル用ブラケットもあり、高さに制約のあるケースへ組み込みやすい仕様です。
Delock 5ポート
Amazonで探すStarTech.comの4ポート機はASM1164とPCIe 3.0 x2の組み合わせ。Linux LTSカーネル2.6.32以降に対応し、起動ドライブにも使えます。SATAケーブルは別売で、ハードウェアRAID機能はありません。
結論
ASM1166搭載のLinux対応カードを探すと、該当するStarTech.com製品は6ポートです。8台接続が必要なら、ASM1166搭載機ではなく、StarTech.comまたはDelockの8ポート機が候補になります。
古めのLTSカーネルでmdadmを使う8台構成なら、StarTech.comの8ポート機が候補です。x1スロットを使う場合はDelock 90072、x8接続と約80cmの分岐ケーブルが必要ならDelock 90061が合います。
増設が4〜6台で足りるなら、ASM1166の6ポート機やASM1164の4ポート機も選べます。価格は時期によって変わるため、型番とポート数を確認し、ケーブル代込みの最新価格で比べてください。
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